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2010-07-02

イメージと無明と人の思い込み

今日、イメージって凄い威力だよねというお話をしていた内容。

例えば人から伝えられた誰かのイメージや印象は、その本人の実際を差し置いてリアリティを持つ事が多くて。
情報源が知ることが出来た範囲で、それが本物だと人の心は自動的に処理する傾向にある。

例えば、今はネットで人と人とがつながりを持てる時代。
生身の本人に会う前にその人のアイデンティティと出会うに当たって、ダイアローグは言葉とか、イメージという画像。
そして、相手に見せられる情報は限定できる。

人は、その威力を心の奥底でよく知っている。


、、、
例えば、あるAさんという人物に対して、あるBさんは接する状況が同僚で凄く厳しく怖い人で、あるCさんは、プライベートでよく付き合う関係で、その状況では凄く物腰ゆたかであり、、、
そのBさんとCさんも友人であり、Aさんの話題になると食い違う。
当然、Aさんを優しいと思っていたCさんは、信じられないし、Bさんも、あり得ないと思う。

そうした情報から、実務の顔であるAさんを見る条件にさしかかった時、Bさんとの会話という情報も加担して、反動が強くなり見方が変わるかもしれない。

それも,イメージのなせる技

イメージって、大事。
色即是空空即是色、物事現象には実体は元々与えておらず、イメージがその輪郭として顕著にする。


...成り立つうちはいいけれど・・・
ある対象を「自分」という中心フィルターを通した心で視るとき、見えている部分や採集できた情報でしか形作れない。


大事なのは、それが決してそのものの絶対的なアリヨウとは限らない。


僕は、手に入った数少ない情報だけである人物やモノの像を特定する事をとても失礼に感じてる。
が、尤も、人の心とは、元来利己的であり、そう言う目を持ってしか外界を視る事が出来ない。

それを、ある教えでは「無明」ともいう。

”無明(むみょう、avidya)とは、仏教用語で、迷いのこと。また真理に暗いこと、智慧の光に照らされていない状態をいう。法性(ほっしょう)に対する言葉である。”
wikipediaで色々知っちゃえるよー。

その無明という名の下で、分別には評価や比較がつきまとう。

それをうまく使用でき、平和に成り立ってゆけるのならそれでいい。

無明という自分フィルターを通してでしか今現在の外の世界を出来ないとなると、いつか食い違いが生じるのは目に見えている。

永続的には、イメージは脆く儚い。


...
とはいえ、あるものは単体として成り立つ訳でもない。
関わるモノの相互関係でその個体というものが成り立つのも事実で。相互依存。

誰かのイメージ程度で、誰かの道筋がぱっと開けるかもしれない。そんなこともないかもしれない。
あなたも私も、そんなご縁。

だけど、妄想というシステムで歪ませるのは避けるべきで、それは自立した眼で自分自身をを律しながら接していかなければ行けない。相互関係で成り立つという働きと矛盾してるのかもしれないけど。

兎に角、人は知らないうちに誰かが視た現象を情報としてまとめた知的物から実体を作りやすい。それは思考という静止しないシステム故仕方が無い。乱暴な言い方、人間は妄想と欲で突き動かされてここまで続いて来た。

いくら地球上でも高い知性を持った人間でも、元々動物的な構造を持って産まれてきているから本質的には悪い言い方すると、野蛮。
そして、系の全体を統一して観るには精神を常に整理し養っていかなければならなくて、それを智慧っていうんだって。

その智慧養われないうちは、物事を簡単に決めつけない方がいい。
困ったことに、対象は時間とともに常に変化している。中身もいろんな影響で変わる。まったく違う人。

去年の「山田太郎さん」のイメージ、そして今現在の「山田太郎さん」なう!はベツジン。
名前が関係性という領域に生きる目的で線形的に与えられてるだけ、記憶もその名前の下に延長線。

そうした前提での物事の固定化、まさに、妄想。

「まぁ、そういうぶぶんもあるよね?」程度がちょうどいい、、と思う。

だけども、自分の智慧レベルを知る物差しは無いにも等しく、自分を見るとなると、情報で検討するしか手だてはなくなることにもになる。

さらに、メンツや利害関係という我欲を手懐けていないと、物事ををイイワルイで見始める悪い癖も人は持ってる。

むずかしい。めんどくさい。


ぼくは、それを抜けるべきだと思ってる。単に自身に要求してる問題で。
トランスフォームが必要。階層を一枚抜けた新しい視点。
今はそう言う材料に囲まれた凄い時代だと思ってる。
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