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2008-12-06

聞いてください。に必要なコト

路上ライブに限らないけれども、演奏を自分の表現としている人たちが、聞く側に訴える希望はこれに尽きると思う。実際今日見た。

それではじゃあ、聞いてください。

それは聴衆に対してオーダーをかけている事になる。
お願いの中身としては

「あなたの時間くれない?」

//あなたが街にきて、何か食べたり、買い物やったりだの、ゲームやったりだの、映画見たり彼氏彼女といちゃいちゃ等等、当初予定していた目的に割り込む形ではあるが僕らの演奏見る事もその一つに加えてもらえない?//

そう言った希望。
それ以外の何ものでもない。はず。


今度は聞く側のお話。
そうして、立ち止まれば数分とはいえ時間は時間。人生の資源を演奏者に注ぐ事になる。
モチロン、その空間に少しでも何かしらの共感を持ったから立ち止まる。
ききたい、どんな演奏だ。いろいろな気持ちで注目したとはいえ、引き寄せられた。

折角の休みであそんでる。自分の為に使おうとしていた時間。無意識に少しそっちに注ごうかという期待まじりの行動である。

まずショーの建前となる関係成立。本番はここから。


演奏する連中は「きいてください」といっただけでまだ何もしていないのに、聞く側となる通りすがりの時間を先に預かった事になる。

街ゆく人の多くは消費活動を主に行う思考で外出しているので、当然返報という条件が当たり前として挑む。
要は、そこでの数分で楽しみや満足を得たいからだ。


演奏者は気づいていれば問題ないが、実際割と大きい仕事となっている事を見逃せない。

路上ライブの場合、聞いてくださいと言った処から時間に見合った以上のパフォーマンスが要求される。

相手を楽しませる権利を得た、それは演奏者にとっての責任。

幸い、殆どのギャラリーは優しいようだからしょぼいパフォーマンスと感じれば心の中で(だめ)つぶやいてみたり、4次元空間の素粒子に罵声のコメントを水色文字で右から左へ書き込むイメージを起こしたり、不満そうな顔で感想を表現するだのし、その場を立ち去るだけで済む。

時間を大事にしている人の一部では、「まあ気になったのは自分だしこんなもんか」
と感じ、何事もなかった様にというさらに優しい人もいる。

一方、本音として「やいコラ期待させておいてなんだこれ公共の路使いやがって云々」
といってしまいたい素直な方もたまーにいるかもしれない。
あんな人ごみでそれやったら単なる痛い人というのが社会の常識になりつつあるので、滅多に見ない。
(真実としては、要らない程のエネルギーを赤の他人に使う行為なので、この人が最も親身でありがたく、さらには信用できる場合もある。)



この事を何かを目指す演奏者が気づいていないと悲劇であり、さらに反応感受装置を鈍らせると自己評価が偏ったものとなってくる。


路上のアマチュアのくせになんでこんなにカッコいいんだと思割れる事もしばしばあると思う。
実際自分もある。いいなー。と認めてしまう人たち。

「今日の自分の感情浮かれてるから?満月だっけ?」などと確認してしまう瞬間。

そうゆう時はだいたいは自然と拍手でたたえる。

そう、聴衆はさらに演奏者に対してエネルギーを払った事になる。
これはでかい。演奏者は相当な満足感とやり甲斐を得る。

さらに、演奏者によってはCD積んである場合もあり、それを買って家でも聞きたいとさえ思う人もその場で1人はみかけることさえある。

それはさらにでかい。わっぜぇか。

そこに名刺を差し出す人が現れ、食べ物の好みを話題にしはじめるなら、それはうまい話か奇跡を起こした確実な証拠になるのである。

好感を持つ人に巡り会えた事は、その日までの努力から得た実力で共感を得られたのだから、真実を言うとその日の時点ではその人に対する難易度は低い。
ありがたく行為を頂戴し、その後も知り合い程度に関係を持つ。その辺は頭に入れとくと吉。

要は、その時の結果はその場限り。

しかし物事は理論的に動いてる訳じゃない。
「天網恢々疏にして漏らさず」
老子様だって言いました。
別の側から見てみると、数少ない共感者はランダムに選ばれてるともいえる。
ただ、その空間では層成る可くしてなる状況であった。としかいえない。


ネットワーク理論の当てはまり具合に心躍る面白さを感ぜずにはいられない。

さらに、次その人が聞いたとき、その日のコンディションで聞こえ方が変わり共感魔法が途切れる事さえある。人の心はそれほどだ。ランダムに。

わたしが聴衆であるとき、その場で彼らを見る位置はわたしだけに与えられています。
別の聴衆が見るとき、彼も彼らを見る位置が彼だけに与えられています。
演奏者の正面は、聴衆の背後を向いているのです。



余談。聞かせようとして技術が伴ってないのになぜか掴んじゃう連中がいる。
技術があるのにたった一度ではなかなか理解が付いてこない事もある。

演奏活動以外にもあてはまってよ。

でも彼ら、それ狙った訳でもないらしい。

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